ナカレ.

ググっても見つかりにくかった歌詞を少しだけWEBに残すブログ

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[歌詞] HARCO - 天気雨
[歌詞] HARCO - カーブミラー
[歌詞] HARCO - 嘘つき
[歌詞] HARCO - メニュー
[歌詞] HARCO - 逆光



HARCO - 天気雨 
作詞・作曲: 青木慶則 


少しだけ眠い目をこすって 歩くのは曇った午後3時 
いつもだったならば向かった駅のまわりのビルを見上げるのに 
俯いたまま 

いくつもの雲を感じるたび むなしさに押しつぶされそうだ 
ねぇリラックスしてさらっと今をなんとなくやり過ごせたならば 
どんなにいいだろう 

天気雨 降り出して太陽が 僕を照らすなんてどうかしてるんだ 
雲間から得意気な空が見えた 
たしかに青いけど虹はひとつも見えない 

何回もため息がこぼれ、そのたびににわか雨が落ちた 
僕はいったい何について苛立ちを抱えて歩いているの? 
雨は止んだ 

恋しくて涙目になる午後はひとりではないとちょっと言って欲しいんだ 
誰のせいにしたって夜は来るから、子犬のように僕は首を振って… 虹を追え! 

恋しさに焦がれたら人波が僕を包むほど誰かに会いたい 
何のせいにしたっていつまでたっても子犬のように息を切らしてはいられない 
天気雨過ぎ去った雲間から 
夜は見つめるけど星はひとつも見えない 


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HARCO - カーブミラー 
作詞・作曲: 青木慶則 


用水路に沿って続く8月の 
日影から飛び出せず息を詰まらせていた 
他愛もないはずの道の白線に 
ふっと湧いたためらいの言葉を浮かべてみれば 

カーブミラーに歪んで映る僕の全身は頼りなく 
いろんな言葉を並べ立て君を失っていく 
何かを知っている町の子供が無垢な頭を引っ込める 
虹色の光の輪に包まれセダンが横切る 
アーチを描く残像に僕は手を掠めた 

どこかに隠した答えを探すために 
ブックセンターの棚を見回しお腹が痛くなる 
持っているだけの秘密は明日を拒む 
眠れない夜に当てずっぽうな道を選ぶように 

瞳の中に映っている空のパノラマは僕を待ちわび 
君にうまく言えない曲がり角で眺めるだけさ 
何かを知っている町の子供は雲足を追いかけていく 
とどまる空が僕を見つめた 

夏空に見透かされた迷いを今 手に取れば 
逆さまの気持ち まるで鏡の向こう 

カーブミラーに歪んで映る僕の全身は頼りなく 
いろんな言葉を並べ立て君を失っていく 
何かを知っている町の子供はあの頃の僕に似ている 
虹色の光の輪に包まれセダンが横切る 
アーチを描く残像に僕は手を掠めた 



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HARCO - 嘘つき 
作詞・作曲: 青木慶則 


人ごみを避けては静けさに戸惑う 
ふいに君へと切り出したのも 実は嘘なんだ 
さよならの代わりは 幾らでもあったのに 
手をかざしても 瞬きしても本当にはならない 

僕はずっと変われない 嘘つきのまま 
いつも君のぬくもりと優しさを当てにして 
振り返るけど 誰もそこにはいないんだ 

煌々と照らされた 名前のないハイウェイ 
行けば行くほど見知らぬ町へ吸い込まれていく 
何処にもない出口に頷いてしまいそうな夜さ 
ハンドル握る手をはなしたら 自分にさえなれない 

僕はずっと変わらない嘘つきだから 
もしも明日旅先の風景に出会っても 
こう言うしかない 「僕はここにはいないんだ…」 

僕はずっと変わらない嘘つきだけど 
君を偶然見かけて声を掛けた 本当さ 
優しい君は今人込みに埋もれた 



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HARCO - メニュー
作詞・作曲: 青木慶則


心がフィットする 絹のような人に出会えたのに 
言葉がリードする 怪訝な夜が僅かな火を吹き消す 

暗闇のなかで握り続けた 手のなかに無数の星屑 
ひとつも関心が持てないから そっと手を離す 

言うことがもうなくなった 
壁にかかってるメニューを読み尽くしても 
僕らは何一つ選べない 
いくつもの偶然からたどりついたこの夜を 
今は足早に過ぎて少しだけ忘れたい 

夜風にリンクする 物足りない気持ちに腕を通し
謎めいたムーンライト 架空の町に溶け込む君を照らす 

混乱のなかで見つめ合うには僕らまだ幼いけれど 
隠し切れないのは僕の方さ 君に会えたのに 

言うことがもうなくなった 
色とりどりの願いを封じ込めていた月も偽物かもしれない 
ひとときの曖昧から 僕らが手を離すとき 
運命はドアを開けて メニューから消えていく 

きっかけがもうなくなった 
あの日から僕はメニューを読み尽くしても
心は君の名前を探す 
いくつもの偶然からたどりついたこの夜の 
ざわめいた星明かりを 少しでも見つけたい




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HARCO - 逆光 
作詞: BIKKE 作曲: 青木慶則 


朝の光で 目をやられて 
窓を開けたら 風が刺して 
欠伸ころして なみだこぼれ 
訳もなくただ 想いだすのさ 

連れ去って行ってよ! 連れ去って行ってよ! 
連れ去って行ってよ! 連れ去って行ってよ! 

忘れてしまえば どこでもいいけど 
繰り返されるのは 僕らの過ち 
消えないあなたに サヨナラ言えたら 
あなたが見ていた景色に行けたら 

夜の灯りで にぎやかして 
街灯の下 えりを立てて 
欠伸ころして 声をかけた 
訳もなくただ 帰らないのさ 

連れ去って行ってよ! 連れ去って行ってよ! 
連れ去って行ってよ! 連れ去って行ってよ! 

忘れてしまえば どこでもいいけど 
繰り返されていく 時の流れさえ 
消えないあなたに サヨナラするから 
あなたが見ていた 景色に行くから 


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